Apple によるロケール周りの変更点を Python 2.5.2 にも適用する
最近 Python を 2.5.2 にアップデートして同じ作業を繰り返したことと、Apple によるロケール周りの変更点を Python 2.5.1 にも適用するのときはパッチの適用方法について言及がなかったこともあり、そのへんも含めて手順をまとめておく。
まずは Python 2.5.2 をダウンロードし展開。
% curl -LO http://www.python.org/ftp/python/2.5.2/Python-2.5.2.tar.bz2
% tar xjf Python-2.5.2.tar.bz2
Apple によるロケール周りの変更点を Python 2.5.1 にも適用するで公開したパッチをあてる。
% curl -LO http://www.metareal.org/wp-content/uploads/2007/09/python251_apple_locale.txt
% cd Python-2.5.2
% patch -p2 -d . < ../python251_apple_locale.txt
最後の patch
コマンドによりパッチを適用している。-p2
オプションの指定をしないとパッチがうまく適用されないので注意。あとは通常どおり confgure, make すればいい。
% ./configure
% make
% sudo make install
2.5.3 がリリースされたら、また同じパターンで記事が一本できるな。
【追記】こうしてインストールされた Python インタプリタではヒストリ機能などが有効になっていないかもしれない。その場合は Mac の Python をビルドするときに GNU Readline ライブラリを有効にするをどうぞ。